DV夫が子供に加える悪影響

離婚後、子どもの保育園転園は必要?転居先を決めるタイミングも解説

DVで離婚転園

離婚するとき、まっさきに考えるのが保育園を転園することでしょう。

私は元夫のDVやモラハラが原因で離婚をしました。

弁護士の元で、離婚相談をした際、まずアドバイスされたことは「別居しましょう」というものでした。

私には子どもがおり、保育園に通わせフルタイムで働いていたので、その言葉を言われて真っ先に思ったことが「子どもの保育園をどうしよう」だったのです。

保育園はどこも待機児童を抱えており、自分のタイミングだけではどうすることもできない問題がたくさんありました。

今回は私の体験談を踏まえながら、離婚するとき、子どもの保育園転園が必要になる理由や、転園する方法について紹介します。

離婚後は保育園も転園した方がいいケースとは?

転園しない選択もありますが、DV夫やモラハラ夫と離婚する場合は、行き帰りに待ち伏せされたり、勝手に保育園から子どもを連れ去られる危険性があります。

なので、できるだけ別の保育園に転園させ、転居先を離れたところにするほうがいいでしょう。

たとえば、別居、転園をしたとしても、生活圏内が同じ範囲では、夫に見つかってしまう危険性があります。スーパーやコンビニや最寄駅など、誰もが使う場所が『同じにならない場所』への転居をおすすめします。

もちろん、DVやモラハラが原因ではなく、夫婦ともに納得して離婚を選択されたなら保育園を転園しなくてもいいでしょうが……少しでも『連れ去り』の危険性を感じるのであれば、転園をおすすめします。

離婚で転園申請をする方法・手順を解説!

保育園の転園をしたいときには、住んでいる地区の役所に出向き、担当の課に相談することになります。そこで、転園を希望した理由を説明し、受け入れ可能な保育園があるか相談をします。

しかし、そこで言われた言葉が、「どこも待機児童が多く、すぐには転園は難しい」というものでした。

けれど、そこで思いとどまってしまうと、離婚することができません。まずは「転園希望が通らないリスク」を踏まえた上で、保育園を見学しておいた方がいいでしょう。

時間がかかってしまうのは覚悟して、早めに転園希望を提出することが必要です。

転園希望を提出するときに聞かれたこと

申請時に聞かれたことは以下の通りです。

  • 親権者の名前と生年月日
  • 子どもの名前と生年月日
  • 現在登園している保育園がどこか
  • 転居先の地区
  • 別居後に同居する家族がいるかどうか

待機児童が多い地域では、保育の必要性を測るために点数が付けられます。「どうして転園する理由があるのか」現状をしっかり伝えておくことが必要です。

別居後に子どもとだけ暮らすのか、実家に身を置き家族と同居するのかなど、あらかじめ考えておくことをおすすめします。

待機児童問題は離婚が原因の転園でも通用しない

保育園に子どもを預けて働く家庭には、さまざまな事情があります。
今回の私の離婚事由も、優先的な転園に有利になるものではなく、すでに待機している家庭と同様に待機児童になるしかありませんでした。

しかし、だからと言って離婚を思いとどまることはできません。
時間がかかるのはしょうがないと思い転園希望を提出したのです。

立地条件に合う保育園の中から、いくつかピックアップして、通いたい順位を決めていくのですが、大切な我が子を預けることになるため、保育園の見学しましょう。

とくにDV夫と離婚するのですから、転園先でも先生の理解が必要です。家庭事情を踏まえて「万が一迎えにきても引き渡さないこと」に協力してもらわなければなりません。

私は希望する保育園の見学後に、事情を包み隠さずお話したのですが、そこで言われた言葉が「正直うちは難しいと思うよ」とのことでした。

毎日DV夫からの恐怖に怯え、いざ新たな道に進もうと決心したのに、うまくいかない……。そんな悲しさで、その日は泣きながら帰宅したのを覚えています。

転居先は保育園の近くにするべき?転園先の選び方

それでも転園希望の保育園を決め、転園申請を提出しました。それにともない、夫と別居するための転居先探しも行いました。

離婚して身の安全は確保できたとしても、子どもとの生活と仕事の両立が大変なのは否めません。なので、転居先はできるだけ保育園の近くにすることがおすすめです!

歩いているところをDV夫にうっかりみられてしまうのは非常に危険なので、できるだけ転居先は離れたところに決めるようにしましょう。

また、保育園卒業後は一人で歩いて小学校に通うことになります。そのタイミングを見計らってDV夫が子どもに会いに来る可能性もあるので、近くに小学校や児童館もあると安心です。

転園通知の拒否でDV夫にバレずに転園できました。

保育園の相談は住んでいる地区の役所にある担当の課に出向いて窓口で相談をします。
認可外保育園という選択もありますが、ひとり親になった時の助成を考えると、認定保育園が望ましいです。各自治体のHPにも担当の課を調べておくと安心です。

そして、転園申請を提出した場合、合否は手紙で通知がきます。しかしDV夫との離婚の場合は、別居や転園に向けて動いていることを隠し通す必要があります。

バレてしまったら、離婚するどころかひどい仕打ちを受けてしまう危険性も……。

役所にそのことを相談したところ、合否の通知は手紙ではなく電話で連絡をもらえるよう配慮してもらうことができました。

私の状況をしっかりと役所内で共有してもらえたので、安心して手続きを進めることができ、とても助かりました。

こういった部分を踏まえても、役所の相談窓口を利用した方がいいでしょう。

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転園許可がいつ来てもいいように準備しよう

待機児童が多く、時間がかかることを予想していたのですが、私の場合は運よくすぐに転園先が決まりました。

しかし……

次の転園までの期間はなんと3週間!

あまりにも急だったので、もう少し遅くしてもらえないかと逆に相談する事態になったのです。

しかし、次の月にまたいでしまうと、私よりも点数の高い家庭が控えており、確実に転園するなれば早急にとの回答でした。

このチャンスを逃すわけにはいかないので、転園することを決め、転居に向け動くことにしました。

この3週間で行ったことは

  1. あらかじめ候補に出してた転居先の内覧と物件契約
  2. 引っ越しを手伝ってくれないか身内や友人へ相談
  3. 仕事を休ませてほしいと勤務先に相談

です。

保育園の転園申請に合わせて転居先の候補を決めていたことがスムーズに引っ越しにつながったと思います。

今回の転居では家具、家電をすべて置いていくと決めていたので、自分と子どもの必要最低限のものだけを持って行くようにしたのも、すぐに動けたポイントだと思っています。

まとめ

DV夫と離婚をしようと思っても、子どもがいればその分やることや、決めなければならないことも増え、大変なこともたくさんあります。

今回の件で、役所の担当の方や、不動産会社の担当の方、実家のサポートなどたくさんの方に力を貸していただきました。

DV夫との離婚は、自分の力だけで行うのは大変です。
ぜひ、できるだけたくさんのサポートを頼りにし、一人で頑張りすぎないようにしてくださいね。

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この記事を書いた人

Haru

2018年9月から副業としてライター業をはじめる。
夫と離婚し、平日は正社員、土日はライターとして日々爆走中。