DV夫が子供に加える悪影響

面前DV?家庭内暴力から子どもを守るための対処法

面前DVから子どもを守る

夫婦間で行われる暴力は、家庭内で行われることがほとんどです。
そのため、DV夫との間に子どもがいる場合、子どもの前で暴力を振るわれるという場面も少なくありません。

18歳未満の子どもの前で繰り広げられる暴力や暴言は、面前DVと呼ばれており、れっきとした心理的虐待のひとつです。

子どもを守るためには、結局のところDV夫と離婚するしかありません。

しかし、子どもの学校や生活環境によってはすぐに離婚をすることが難しい場合が多いのも事実です。

今回の記事では、少しでも子どもの身を守るためにできることを、私の体験談をもとにご紹介していきます。

【面前DV】子どもは夫の言動を良く見ている

DVモラハラ夫と離婚

子どもが成長し、大きくなってくればくるほど起床時間も増え一緒に過ごす時間が長くなってきます。

小さくて物心がついていないうちはまだわからないだろう

と思っていても、観察力の高い子どもは、雰囲気を察し、物音を聞き、親の表情をとても良く見ているものです。

たとえ、今は子どもの前で暴力を振るわれていなかったとしても、子どもは家庭内の空気を敏感に感じ取っていることでしょう。

私の場合、初めのうちは子どもの寝かしつけが終わり、家事をするためリビングに移動したときに、元夫からDVを受けることが多かったです。

しかし、大きな物音によって、せっかく寝ていた子どもが目を覚まし泣き始め、歩けるようになってからは泣きながらドアをあけてリビングにやってくるということがほとんどでした。

話せるようになってからは「どうしてパパはあんなに怒ったの?」と聞かれることもありました。

母親として、これほどまでに悲しい質問はありません。

小さな子どもも怯え、悲しみ、苦しんでいます。

DVを受けている被害者の苦しみも計り知れませんが、小さな命を守ってあげられるのもあなたです。

完璧な母親になる必要はありません。しかし、ほんの少しの言動で子どもを守ることができる場合もあります。

面前DV
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夫の面前DVから子どもを守る!メンタルフォローとは?

DV夫の特徴はプライドが高く、自己愛が強いことです。また、周りからの評価を気にしています。

  • 子どもは自分になついているの
  • 完璧な父親として子どもに接しられている
  • 育児に積極的に参加している

実際、母親からは全くそう見えなくても、DV夫はそう考えていたりするのです。

DV夫から身を守る時に決して行っていけないのは、その考えを否定し、批判することです。

次のDVにつなげないためには、皮肉にもその思考を逆手にとって褒め称えることです。優越感に浸らせておけば、機嫌を損ねることもありません。

DV夫を喜ばせることなんてしたくないという気持ちもわかりますが、
大切なのは自分と子どもの身を守ることです。

反論したくなる気持ちをぐっとこらえて、手のひらで転がすような気持ちでいてくださいね。

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対処法1.子どもの前ではDV夫の悪口を言わない

DV夫から子どもを守るためにできること1つ目は、DV夫の悪口を言わないことです。
子どもは親の発言を良く覚えています。

そして、小さな世界で生きているため、身近な母親の言うことが全てだと考えています。
その場の空気を読むなんてことも難しいです。

もしうっかり、子どもがDV夫の前で
「お父さんはお母さんのこと殴ったり蹴ったりするんでしょ?」とか
「お父さんが家で暴れる」なんてことを言ってしまったら…

逆上したDV夫がどうするかは想像できると思います。

子どもの前では、
「お父さんはお仕事頑張ってくれているよね」
「休みの日は疲れているからゆっくりさせてあげようね」といった前向きな言葉をかけるようにしましょう。

それなら子どもがDV夫の前でもそのように発言し、DV夫の機嫌を取ることにつながります。

対処法2.子どもが喜んでいたことをDV夫にアピールする

DV夫から子どもを守るためにできること2つ目は、DV夫のしたことで子どもが喜んでいたことをアピールすることです。

自己肯定感の強いDV夫は、子どもを喜ばせたという事実で優越感に浸ります。

どんな些細なことでも構いません。

「一緒にお風呂に入って楽しかったって言ってたよ」
「一緒に見たテレビが楽しかったって喜んでたよ」
「この前買った服を気に入って着ているよ」

など、DV夫のほんの些細な頑張りを2倍増しくらいで褒めるようにしましょう。

対処法3.面前DVの後にできる子どもへのメンタルフォローは?

DV夫と別居

DV夫から子どもを守るためにできること3つ目は、子どもへのメンタルフォローを欠かさないようにすることです。

DVを受けた後は、気持ちに余裕がなく、子どもに限らず誰にも優しくできないと思うほど心が疲れ切っていることと思います。

私も、DVを受けた後は気分が落ち込み、DV夫の血が入っている子どもを疎ましく思ってしまうこともありました。

しかし、面前DVの翌日などに食事を吐くということに気づき、子どもも同じようにショックを受けているんだと実感したのです。

それ以降、子どもの前では極力DVを笑い話のようにふるまい、明るく接するように心がけました。

「お母さんがちょっと失敗しちゃったんだよね!怒られちゃったな~(笑)」
「怖かったよね、でもお母さんがいるから大丈夫だよ!」

など、子どもが安心するような言葉がけが大切かなと思っています。

もちろん、それでも子どもの不安をすべて払拭することはできませんが、母親が笑顔でいることは子どもにとって大きな安心感につながります。

まとめ.モラハラ、DV夫の面前DVから子供を守ろう

子どもの身を守るためにできることをご紹介しました。

正直、紹介した内容は「きれいごと」だなと思っています。
DV被害者だって悩んで、怯え、不安と戦っています。心に余裕があるはずありません。

余裕がないから、周りに目を向けるなんて難しいんです。

残念ながら、結局のところDV夫とは離婚するしかありません。

ただ、これ以上被害を受けないためにできることとして、参考にしてください。

こういった対処法は時間稼ぎでしかありません。なるべくDVの被害を抑えるように徹して、離婚を進めていってください。

この記事を書いた人

Haru

2018年9月から副業としてライター業をはじめる。
夫と離婚し、平日は正社員、土日はライターとして日々爆走中。