主人と結婚して17年になります。この春、その主人と離婚することになりました。理由は主人によるモラルハラスメントです。
私は長い間主人からモラハラを受けていました。しかしそれをモラハラと認識することができず、「離婚をしよう」と決意するまで長い時間をかけることになってしまいました。
この記事では、私が何故モラハラ被害に気付けなかったのかを中心に、私が離婚を決意するに至るまでをお話させていただきます。
Contents
モラハラ夫のモラハラを自覚できた理由
モラハラ夫との結婚生活は17年と長い期間続きました。
どうしてモラハラ夫と、17年も夫婦であり続けたのか?
その理由は、私が夫のモラハラに気がつくことができなかったからです。
しかし、私がモラハラ夫のモラハラを自覚できたのか、その理由は以下
自覚した理由1.家庭内でのレイシスト的発言
ネットなどで「モラハラDV」を検索すると……
「俺のお陰でお前は飯が食えてるんだ」とか「お前の飯が不味くてて食えない」など、奥さんへの直接的な罵倒が例として挙げられています。
実は私の場合には、モラハラの決め手となる暴言等はなかったのです。
主人は家族を金銭的に支えるのは男の役目と自覚している人だし、私のご飯はどんなに不味くても食べてくれました。
しかし、私の主人は、極度の人種・職業差別思考と暴言癖があります。
たとえばニュースでイスラム教徒のテロの話などが流れると、叫びます。
「これだからイスラム教徒は……」と文句を言うのではなく、ご近所中に聞こえるような大声で雄たけびを上げるのです。
ここには書けないような、レイシズムな発言を繰り返しました。これが特定の人物に向けられた言葉であれば、脅迫罪にあたるのでは?と思うような内容です。
この雄たけびを、ニュースの時間中ずっと聞かされます。
キリスト教でも仏教でも同じことです。また、日本人以外の芸能人がテレビ画面にちょっと映っただけで叫び始めます。
公務員や水商売の人たちへの偏見も酷く、「テレビに映すな!今すぐ局に苦情を入れろ!」……と。
バラエティ番組でも油断は出来ず、嫌いなタレントが出演する番組の最中は一時間暴言を叫びっぱなしです。
私と娘が楽しみに観ているアニメの時間も「こんな幼稚な番組、バカじゃねえのか」とずっと言い続けるので全く楽しむことができません。
挙句の果てには、「テレビがあるからいけないんだ!」とテレビを壊されてしまったこともありました。
自分に向けられた言葉ではないものの、主人が帰って来て、テレビを見ながらご飯を食べる時間が苦痛でたまらなかったのです。
食事が終わると「お願いだから早く寝室に行って」と祈るような思いで主人との時間を過ごしていました。
結婚前からそういう罵声傾向があったらしいのですが、本人曰く「結婚するまでは本性を隠すのが常識」とかで、私にそういう顔を見せたことはありませんでした。
そう、私は主人の本性を知らないまま結婚したようなものです。
でも私が直接悪く言われているわけではないので、この罵声雄たけびも、私一人が我慢するしかないんだと、ずっと我慢し続けてきたのです。
自覚した理由2.娘への虐待発言
先述で「一般的にDVと呼ばれることは言われたことが無い」とお話しましたが、実は一点だけ、「明らかなモラハラ」だということを言われてきました。
趣味の否定です。
私はアニメや映画が好きなのですが、その全てを「バカみたいな趣味」と言われ続けてきました。
それも我慢するしかないと思っていましたが、その発言が、中学一年生になった娘にまで向けられるようになったのです。
年頃の娘は打ち込める部活として吹奏楽部を選びました。
好きなアイドルもアニメもユーチューバーもいます。
主人は何故か吹奏楽に偏見を持っていて「吹奏楽なんかやるからバカで生意気になるんだ!」と言い放ち、ユーチューバーへの批判を叫び、挙句に彼女が大切にしていたアイドルのポスターまで破ってしまいました。
それでも家族三人でいることが大事だと考えていた私は嘆き悲しむ娘を宥め、結果として主人の言動を擁護してしまったのです。今、振り返れば、主人の顔色しか伺っていなかったのかもしれません。
モラハラ夫と離婚を決意できた方法
現在、娘は不登校になっています。
原因は、主人とのいざこざだけではありません。しかし不登校になる直前、主人は私と彼女に、こう叫びました。
泣く娘を見て「もしかしたら私は、DVを受けているのかもしれない」と思いました。
どうして娘の傷ついた心を理解してやれないのだろう?
きっと、主人は世間体を気にするタイプなので、学校に通えなくなってしまった娘に憤りを感じたのでしょう……。
主人と娘を一緒に居させたくない私は、とりあえず彼女を義父母の家に避難させました。
そして自分は電車で二時間かかる実家に戻り、主人から身を隠すことにしました。
その間、市のDV相談所に行き、この17年間のことを全部お話してきました。
相談員の方は主人の発言を聞いて眉をしかめました。そしてこう仰ってくださったのです。
「私は、DVを受けていたんだ」そのとき、やっと、ことの重大さを気が付きました。
離婚しよう。私はその時、決意したのです。
まとめ.モラハラ被害に遭っていることを認識しよう
モラハラは言葉の暴力なので、被害を認識できないままでいる方も多いと思います。
私の場合も、「直接私を悪く言っているわけではないのだから、DVには当たらないのか」と、諦めていました。
けど、たとえ「飯が不味い」と言われなくても、不快な暴言ばかりを長期的に聞かされていれば、それは「モラハラ」です。
自分がモラハラ被害に遭っているのか判らない方は、行政にDV相談の窓口があるはずなので、一度行ってみて下さい。どうか一人で悩まないでください。
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