モラハラ夫と離婚することになりました。はじめは調停離婚も覚悟していたのですが、どうにか協議離婚で収まってくれました。
今回は私がモラハラ夫と協議離婚するまでの道のりと、離婚後の後悔についてお話します。
Contents
モラハラ夫との協議離婚までの道のり
協議離婚とは簡単に言うと、夫婦間での話し合いだけで決める離婚です。
これがもつれるようであれば家庭裁判所で「離婚調停」を行うことになります。
調停の場合は弁護士さんに間に入ってもらうこともできますし、離婚を申し立てたこちら側からの手続きだけで行うこともできます。
離婚に踏み切った当時の我が家の状況
中学一年生の娘が、二学期になって不登校になりかけました。
朝必死に起こして学校に行くように促す朝が毎日続いていたのです。
それに耐えられなくなったのは主人でした。
とモラハラを炸裂させたのです。
昔から夫のモラハラに対する違和感はあったのですが、このときやっと私も娘もモラハラ被害者なんだと自覚しました。
腹を立てた娘は義父母の家へ行き、3か月間帰ってこなかったのです。
しかし、一月になる頃には不登校も収まり、私と主人の家に戻ってきてくれました。
それからしばらくの間普通に登校してくれていたのですが……
一月の末には結局また不登校に逆戻り。
主人は再び発狂し、
と言い放ちました。
結果、娘は義父母宅に逆戻りし、私は実家に身を隠すことになったのです。
モラハラ夫に離婚を同意させれた秘訣は……
もう娘と主人を一緒にいさせたくないし、私も主人と居たくない。私は離婚を決意しました。
しかし相手は他人の話を一向に聞く気もないモラハラ夫です。
そこで私は一計を案じました。
とお願いしたのです。
勿論、最初は大激怒。
まともな話し合いにもならない状態にでした。
それでも私は、思春期真っ盛りの娘と貴方を一緒に居させたくないだけなの、娘が立派に自立したら必ず帰ってきますから、そう、説得したのです……。
もちろん私には偽装のつもりなんてありません。本気ですが……。主人の人格が別人と入れ替わりでもすれば、話は別ですけど。モラハラが治るだなんて期待していません。
とりあえず、現段階では『離婚』というカタチに収めることができましたが、その場しのぎの戦略だったので、これから娘が18歳になるまで、考えなければいけない点がたくさんあります。
モラハラ夫の協議離婚で後悔している4つのこと
ひとまず、モラハラ夫との離婚が成立したものの、私のなかで「もっとこうして離婚すればよかった……」という後悔があります。
そもそもモラハラ夫は私と価値観が大きく異なります。だからこそ、予想もしていなかった出来事が起こりました。
すべての家庭にあてはまるわけではありませんが、私の離婚の後悔が、あなたの参考になればと思って紹介させていただきます。
後悔1.モラハラ夫に離婚の意志がないことを理解していなかった
「出て行け!」「実家に帰れ!」「もう離婚だ!」こんなこと、今まで何度言われたことでしょう?
そのたびに、私は離婚しようか、私が悪いんだろうか?と悩みました。
ただ、その言葉はモラハラ夫の真意ではないんです。
口では何を言おうが、「こいつは自分の元から離れたりしない」という根拠のない確信を持っているんです。
そこに突然「離婚」の二文字を唐突に切り出してしまい、私は無駄な怒りを買ってしまいました。
後悔2.精神的・経済的に自立しきれていなかった
もし私に財力があれば「偽装でいいから」なんて回りくどい言い方しないで、きっぱりと「あんたとは離婚よ!」と言えたのではないかと、後悔しています。
パートで仕事はしていましたが、ほとんどを自分の遊ぶお金に当ててしまったバチかも知れません。
「もしものことがあったらどうしよう……」その気持ちが残っていたので、遠回りをしてしまいました。
もしこれから、モラハラ夫と離婚しようと思っている人がいれば、「今後関わらない、関われない状況」で離婚したほうがいいとアドバイスをしたいです……。
後悔3.娘への被害を想定していなかった。
離婚の話をして5分もたたない頃、娘から電話がありました。
「ねえ、離婚するって本当? 私のせいで離婚するって本当?」と。
なんと主人は離婚を切り出された腹いせに、娘に「お前のせいで離婚することになった」とラインで話していたのです。
娘の知らないところで穏便に済ませようとしていた私の計画が台無しです。
しかも娘への嫌がらせのラインは数日続きました……。当時、離婚したい、早くこの環境を変えたいという気持ちでいっぱいいっぱいで、子どもへの被害を想定していなかったのです。
正常な考え方なら、そもそも娘に嫌がらせLINEを送りませんから、私の価値観では予想もできていませんでした。
後悔4.離婚理由に娘を使ってしまったこと
娘が成長していくにつれ、モラハラ夫と一緒に暮らしていたら娘が傷ついてしまう……。
そんな一心でモラハラ夫に離婚を迫りました。
しかし、モラハラ夫に離婚を納得させるため、娘の話をしすぎてしまったのです。
だからこそ、モラハラ夫は娘のせいで離婚になったじゃないかと嫌がらせをはじめたのでしょう……。もう少しうまい言い方があったのでは?と今も後悔しています……。
これからモラハラ夫と離婚する人へのアドバイス
これはモラハラに限らず全てのDV被害者の方に当てはまるアドバイスなのですが……。
まずは夫から経済的に自立しましょう。
正社員になって働け、というわけではありません。
日々の生活の中から少しずつでもいいから貯金をして、「お金」という安心を手に入れましょう。
私が離婚を決意してまず最初にしたのは、通帳の名義変更でした。
娘の為にコツコツ溜めていた貯金を、財産分与で取られてはたまりません。でも、子供の名義にしてしまえば子供の財産になるので、奪われる可能性は大分低くなります。
そしてモラハラ被害者の方に特に注意が必要なのは、子供への影響です。
暴言はあるけれど、暴力はふるっていないモラハラ夫は、自分には全く非がないと思い込んでいます。
子供が離婚の原因だと思い込んだら、「離婚の話は子供にすべきではない」なんて常識、通用しなくなります。なるべく子供を理由にするのは止めましょう。
それが無理なら、子供のスマホを事前に預かる、ラインで父親をブロックさせておく、などの対策が必要です。
まとめ.どうにか離婚にはこぎつけましたが…
問題は、これからなんですよね。
住む家は決まりましたが、私はパートを辞めて正社員の仕事を探さなければなりません。不登校の娘とどう向き合っていくかという最大の課題も残っています。
そして主人は、娘が18歳になった暁には必ず私が帰ってくると信じ切っています。
結局私は、娘の不登校という問題を優先しただけで、主人と自分との関係は5年後に先送りにしたに過ぎないのです。5年後、主人の人格が矯正されるという奇跡は起きるのでしょうか?残念ながら、その期待はできません……。
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